映画舞台としてのカサ・ミラ
カサ・ミラは15本以上の国際映画の撮影舞台となってきました。
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カサ・ミラは映画の舞台であり、バルセロナに来たら絶対に外せない特別な建物です。このガウディ建築では国際的な映画の撮影も行われ、ウディ・アレン、スカーレット・ヨハンソン、ジャック・ニコルソン、マリア・シュナイダーといった国際的なアーティストも訪れています。
ラ・ペドレラで撮影された最も傑出した映画のひとつに、1975年にニコルソンとシュナイダーがラ・ペドレラの屋上を散歩した、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の『The Passenger(さすらいの二人)』があります。彼らは80年代の映画界を代表する2人であったため、当時は街に大きな衝撃をもたらしました。
メルリ・マーロウの未公開のストーリーのおかげで、La Pedrera inèdita(未公開のラ・ペドレラ)で、スイス映画の宝石を発見することができます。『L'inconnu de Shandigor _』(1967年)は、ジェームズ・ボンドのスパイ映画のパロディで、ほぼ全編がカサ・ミラで撮影されました。
バルセロナで撮影された映画は他にも多数ありますが、ラ・ペドレラ-カサ・ミラはそのすべてに登場しています。
- 1960年 -『ガウディ』監督:ジョセップ・マリア・アルゲミ
- 1963年-『No temas a la ley(法を恐れるな)』 監督:ビクトル・メレンダ
- 1968年 -『Biotaxia』監督:ジョゼ・マリア・ヌネス
- 1969年 - 『España otra vez(スペイン再び )』ハイメ・カミーノ監督作品
- 1967年 - 『L’inconnu de Shandigor(シャンディゴールの不思議)』監督:ジャン=ルイ・ロワ
- 1975年-『The Passenger(さすらいの二人)』監督:ミケランジェロ・アントニオーニ監
- 1981年-『Vértigo en Manhattan(マンハッタンのめまい)』監督:ゴンサロ・エラルデ
- 1982年-『Jugando con la muerte(死をかけて)』監督:ホセ・アントニオ・デ・ラ・ロマ
- 1984年 -『Últimas tardes con Teresa(テレサと過ごした日々』監督:ゴンサロ・エラルデ
- 1989 -『ガウディ』監督:マヌエル・ウエルガ
- 1992年『Los mares del sur(南洋)』監督:マヌエル・エステバン
- 1994 『Souvenir(お土産)』監督:ロサ・ベルジェス
- 1995年 -『Costa Brava(コスタ・ブラバ)』監督:マルタ・バレボ=コール
- 1997年-『Marius y Jeannette(マリウスとジネット)』監督:ロベール・ゲディギアン
- 2001- 『Gaudi Afternoon(ガウディの夕べ)』監督:スーザン・サイデルマン
- 2002年- 『Manjar de amor(繊細な愛)』監督:ヴェントゥーラ・ポンス
- 2008-『Vicky Cristina Barcelona(ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ)』監督:ウディ・アレン
- 2014-『Rastres de sàndal(白檀の痕跡)』監督:マリア・リポル
このリストはさらに増えていくのでしょうか...?