ファサード

建築の彫刻

ラ・ペドレラの名前は壮観な石のファサードから来ています。目抜き通りのパセッジ・ダ・グラシアに現れた波は、高さ30メートル、横幅84メートルの巨大な彫刻です。リサイクルした素材の活用し非常に自由な芸術表現で、ガウディはカサ・ミラのファサードにまるで抽象派の彫刻のような、植物あるいは海藻のような鋳鉄の格子を造り、私たちを海の底に誘います。

クジラの屋根裏

幻想的な空間でガウディを発見

カサ・ミラの最上階にガウディの建築に関する最も特徴的なスペースがあります。この空間に一歩足を踏み入れると、呼吸する大きな生物の中にいるような気分になります。ここでも自然が現れており、270本のカテナリーアーチが使用され、それがまるでクジラの骨のようです。この幻想的な空間には、ガウディと彼のすべての作品に特化した唯一の展示（ガウディ展）を設置しています。視聴覚資料や模型、設計図、小物やデザインを通して、彼の建築の特徴や才能のかぎを知ることができるでしょう。

花の中庭

色とりどり

パセッジ・ダ・グラシア通りの花の中庭の壁には、地味なファサードと違い多くの色が使われ、光や形が非常に美しいです。壁の色彩と花のモチーフ。数百もの花々が命を吹き込まれたように、まるで輪を描く根のようなメインフロアへと続く壮観な階段の天井に舞います。

ラ・ペドレラ アクセシブル

カタルーニャ・ラ・ペドレラ財団は、ラ・ペドレラのアクセシビリティを向上させるために、身体的、感覚的、認知的アクセシビリティに対応した様々なツアーやサービスを提供し、すべての訪問者が建物とその内容を楽しみ、理解できるようにしています。

ラ・ペドレラのビデオガイドは、入場料に含まれており、カタロニア語、スペイン語、英語、中国語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語、ロシア語、日本語、韓国語で利用可能です。また、カタロニア手話（LSC）とスペイン手話（LSE）のリソース、音声情報の書き起こし、カタロニア語、スペイン語、英語の音声解説が含まれ、やさしい読み物バージョンも提供しています。