ラ・ペドレラ-カサ・ミラではどなたでも歓迎いたします。カタルーニャ・ラ・ペドレラ財団は多様性を歓迎し、訪問者のニーズに応えます。ペドレラ財団はまた、ラ・ペドレラを訪れるすべての人が利用しやすいように、さまざまなプログラムやサービスを企画・提供しています。
物理的バリアフリー
ラ・ペドレラを訪れたいものの、日時を決めるのが難しいという障害をお持ちの方々もご安心ください。ご都合の良い日と時間にお越しいただき、ご来館の際に受付スタッフにその旨をお伝えいただければ結構です。グラシア通り側の正面入口から、待ち時間なく建物に入館できるよう、優先的にご案内いたします。入場券も列に並ばずに購入いただけます。
以下に、ラ・ペドレラをバリアフリーで安心して訪れていただくための物理的バリアフリーに関するサービスと設備の情報をまとめています。必要なサポート内容をご確認ください。
- 優先アクセスはグラシア通り62番から。
- ラ・ペドレラでは、以下のような物理的バリアフリー設備とサービスをご用意しています:
- エレベーター
- スローブ
- バリアフリー対応トイレ
- 車椅子の貸し出しサービス
- 触知可能な展示スペース
- すべての見学エリアへの介助犬の同伴
また、館内の各階はエレベーターとスロープで接続されており、移動もスムーズに行えます。館内は、移動に制限のある方や車椅子をご利用の方にとって一部バリアフリー対応となっています。車椅子の最大許容幅は63cmとなっております。これを超える場合は、事前にご連絡いただければ、代替のアクセシビリティ手段についてご案内いたします。中庭、ラ・ペドレラの邸宅部分、ガウディ・スペース(屋根裏部屋)は、移動に支障なく見学いただけます。屋上 は、ガウディ独特の設計により高低差が多く、出口にある エレベーター と プラットフォームでアクセスは可能ですが、車椅子はご利用いただけませんので、予めご了承ください。けれども、プラットフォームからは屋上の一部と主要な建築要素を部分的にご覧いただくことができます。
建物の構造や形状の特性上、目のご不自由な方は付き添いの方とご一緒に見学されることをお勧めします。
バリアフリー対応のエレベーターをご利用の際、車椅子の方にはラ・ペドレラの来館者対応スタッフが付き添い、ご案内いたします。
移動に制限のある方のために、車椅子の貸し出しサービスをご用意しています。
このサービスは事前予約制で、台数に限りがあるためご利用は空き状況に応じて提供されます。ご希望の方は、以下のメールアドレスまでご連絡ください:accessibilitat@fclp.cat
展示会場 へは、グラシア通り側の中庭の入口のエレベーターでアクセス可能です。
仮設展示場では、移動に制限のある方をサポートするためのバリアフリー対応リソースとして、携帯椅子をご用意していますこれは、展示の見学時に利用できるサポートツールで、展示室の案内スタッフに申し出ていただければ、無料でご利用いただけます。
書店「ライエ」へは、建物内部からスロープを通ってアクセスでき、プロベンサ通り側の中庭からも入場いただけます。講堂とガウディ・ホールにもエレベーターでアクセス可能です。
バリアフリー対応トイレは、1階(地上階)、展示会場(メインフロア)、講堂、およびガウディ・ホールに設置されています。
感覚障害に対応したアクセシビリティ
カタルーニャ・ラ・ペドレラ財団は、すべての来館者が平等な条件で文化コンテンツにアクセスできることを保証しています。そのため、ラ・ペドレラでは、感覚障害に対応したアクセシビリティを必要とするお客様が内容を理解しやすくすることを目的とした、一連の感覚的支援を提供しています。
感覚的支援は、建物内と展示体験の両方で継続的に更新され、導入されています。
カサ・ミラへのアクセス
- - ビデオ-ガイド: ビデオガイドは、さまざまな言語、多様なニーズ、視聴者のタイプを考慮して、さまざまなフォーマット で提供されています。ビデオガイドは、エレベーター前の通路にあるビデオガイドデスクで無料でお申し込みいただけます。発話を用いるろう者や補聴器・人工内耳を使用している方々には、字幕付きのコンテンツが用意されています。また、手話を使用する方々には、公用の手話言語であるカタルーニャ語(LSC)とスペイン語(LSE)でコンテンツにアクセスいただけます。
- - ガイドツアー: 手話を使用するろう者の方は、、カタルーニャ手話(LSC)およびスペイン手話(LSE)の通訳付きのガイドツアーにご参加いだだけます。また、目の不自由な方のグループには、説明と触覚に配慮したガイドツアーも用意されています。
- お問合せは下記まで:
メールアドレス: grups@lapedrera.com
電話番号: 93 214 25 76
以下のようなタッチ対応スペースが用意されています:
- - 建物全体の模型建築と彫刻の詳細、内外装の特徴が再現されており、見学の始まりにあるエレベーター脇に設置されています。
- - 各階の触知図見学ルートを示した、各フロアの位置関係を触って確認できる立体的な図面。これらの立体図面には、印刷文字、浮き出し文字、点字で、3言語のラベルが貼られています。1階、屋上、屋根裏(ガウディ・スペース)、4階(ラ・ペドレラの邸宅部分)にあります。
バリアフリー対応の仮設展示場
仮設展示場では、以下のものをご提供しています:
- Tモード対応の補聴器をお使いの方には、携帯型磁気誘導ループシステムをご利用いただけます。ご希望の方は、仮設展示場の受付カウンターにてお申し出ください。
- -認知面で困難のある方々のために、 やさしい読みもの版のパンフレットをご用意しています。
- -見学に関する情報へアクセスするために、音声ガイド、ナレーション、および主要なテキストを含む QRコード付きの音声対応ルートをご用意しています。
- -目の不自由な方のための、 説明付きの行程と触知資料を用いたガイドツアー。
- -手話を使用するろう者向けの 手話通訳付きガイドツアー
詳細や空き状況については以下をご確認ください:
メールアドレス: accessibilitat@fclp.cat
電話番号: 93 214 25 69
バリアフリー対応のアクティビティ
講堂とガウディホールで行われるカサ・ミラでのアクティビティがご利用いただけます:
- -個人用磁気カラー ご要望があれば貸し出しいたします。係員にお申し出ください。
- -手話通訳サービス.
- -手話通訳者の近くで講演者や参加者の口元が見やすいように配慮された手話を使用するろう者や口話を使う聴覚障がいをお持ちの方のための優先席。
カタルーニャ・ラ・ペドレラ財団のリソースやサービスの大部分は、尊厳ある老いのためのプログラムを通じて、アルツハイマー病やその他の認知症による認知機能障がいに苦しむ方々の生活の質を向上させることを目的としています。
ラ・ペドレラは、認知障害のある方の理解支援のニーズに対応しています。
アクセシブルな展示見学
ラ・ペドレラの仮展示場では、2015年から 団体向けの見学と認知刺激アクティビティを提供しています。 見学前、見学中、見学後の記憶刺激を促進することが目的です。認知症を専門とする心理学者や神経心理学者の協力を得て、認知機能の刺激や社会的交流を促す教材を作成しています。これらの教材には、言語、オリエンテーション、注意力、回想力など、認知プロセスの中でもより魅力的と思われる作品が選ばれています。
これらのリソースは、財団の記憶の強化プログラムの参加者のために特別に作成されたもので、ラ・ペドレラの展示を訪れる他の団体や、インクルージョンや余暇の創造的な活用を促進するための社会化プログラムを実施している団体も利用できます:
- アルツハイマー病の方の家族会。
- 認知障害を専門とする財団。
- 心の健康のためにアートをセラピーとして用いる協会。
- デイケアセンターや高齢者施設。
企画展の認知的アクセシビリティに対応した見学についての詳細は、下記までお問い合わせください:
メールアドレス: accessibilitat@fclp.cat
アルツハイマー病の方々のためのガイドツアー
- 記憶をたどるラ・ペドレラ:アルツハイマー病やその他の認知症の方々のグループに対応したガイドツアーが提供されています。軽度および中等度の認知障がいを持つ方々をケアする団体やグループを対象に、見学の準備と見学後の作業の両方に役立つ認知刺激資料が提供されています。
- 1グループ最大8名、同伴者2名まで。
- 見学所要時間:1時間30分
お問合せは下記まで:
メールアドレス: grups@lapedrera.com
電話番号: 93 214 25 76
- やさしい読みもの版のビデオガイド:自力で見学したい人のために、カタルーニャ語とスペイン語の「やさしい読みもの版」がビデオガイドに含まれています。このバージョンのビデオガイドの有効化についてサポートが必要な場合は、カスタマーサービススタッフまでご連絡ください。
認知的アクセシビリティのリソースをダウンロードできます:
La Pedrera: やさしい読みもの版の見学ガイド