新しい展覧会「ナビ派:ボナールからヴィヤールまで」
ラ・ペドレラ - カサ・ミラでは、2026年6月28日まで、ナビ派とそのヨーロッパ的背景に焦点を当てた新たな美術展が開催されています。
カタルーニャ・ラ・ペドレラ財団は、ラ・ペドレラにて展覧会「ナビ派:ボナールからヴュイヤールまで」を開催します。本展はイザベル・カーンのキュレーションにより、豊富な作品と資料を通して19世紀末に最も影響力を持った芸術家グループの一つを紹介します。また、ピエール・ボナールやエドゥアール・ヴュイヤールといった芸術家たちの対話に焦点を当て、芸術、装飾、日常生活の関係を再定義した彼らの役割を明らかにします。
「ナビ派」展とは?
ラ・ペドレラで開催される本展は、この芸術運動に特化したバルセロナ初の大規模展覧会であり、芸術的近代性における重要な転換点を示します。オルセー美術館の協力のもと企画され、ナビ派の美学的原則、影響関係、そしてその概念的基盤を紹介します。
選りすぐりの作品を通じて、本展は色彩の重要性と主観的表現が、現実の再現を超えて感情を伝える手段としてどのように用いられたかを示します。また、ナビ派の美学的・概念的基盤を理解するための新たな視点を提示し、印象派から20世紀初頭の前衛芸術への移行における決定的な役割を明らかにします。
ナビ派とは?
「ナビ(nabi)」という言葉はヘブライ語の neviim に由来し、「預言者」を意味します。この名称には、メンバーたちが芸術を現代生活と結びつけて再定義しようとする意志が込められていました。
1888年から1900年にかけて活動したこの運動は、画家ポール・セリュジエとパリのアカデミー・ジュリアンの学生たちを中心に形成されました。同校はエコール・デ・ボザールに対する、より自由な教育の場を提供していました。
このグループには、ピエール・ボナール、エドゥアール・ヴュイヤール、モーリス・ドニ、ポール=エリ・ランソンなどが参加し、さらにフェリックス・ヴァロットンやアリスティド・マイヨールといった芸術家も加わりました。
スタイルの多様性にもかかわらず、ナビ派は共通の目標を掲げていました。それは絵画の装飾的側面を回復し、美術と応用芸術の境界を越えることです。そのため、彼らは絵画、素描、版画、彫刻などさまざまな技法を試みました。また、一部の芸術家はデザインや装飾プロジェクトにも関わり、壁紙、織物、屏風などを制作しました。さらに、室内装飾にも携わり、芸術を日常生活の中に取り入れることを目指しました。
ラ・ペドレラで「ナビ派」展はいつ見られますか?
本展は3月6日に開幕し、ラ・ペドレラ – カサ・ミラにて2026年6月28日までご覧いただけます。
開館時間
月曜日から日曜日まで 10:00 - 19:30(最終入場:19:00)
チケットの購入方法
「ナビ派」展のチケットはこちらのリンクからご購入いただけます。料金や割引の詳細もご確認いただけます。
「ナビ派」とラ・ペドレラのセット見学
展覧会の見学は、ラ・ペドレラ – カサ・ミラの建築見学とあわせてお楽しみいただけます。この建物はカタルーニャ・モダニスモ(アール・ヌーヴォー)を代表する建築の一つであり、アントニ・ガウディによる最後の主要な民間建築作品です。
ラ・ペドレラ・アート・シーズンのチケットでは、企画展と建物の主要空間(中庭、住居、屋上)をあわせて見学でき、11言語対応のビデオガイドもご利用いただけます。バルセロナを代表する文化施設のひとつで、芸術を多角的に体験できる貴重な機会です。